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演算子について

プログラミングでは変数に格納された値を足したり引いたりして様々な形に加工していくことで目的の結果が得られるようソースコードを記述していきます。このように変数を加工していくことを「演算」といいます。

演算には「+」や「-」といった記号を用います。このような演算に使用する記号を「演算子」と呼びます。演算子には変数を直接加工するために用いるもの以外に、変数の値の比較に使用する「比較演算子」や、主に複数の比較内容をつなげて複雑な比較を行うための「論理演算子」などといったものがあります。

各演算子の詳しい説明はヘルプに譲るとして、ここでは大まかに演算子について説明します。

数値演算+足し算をします
-引き算をします。
*掛け算をします。
/割り算をします。
%割り算の余りを計算します。
++1加えた値を代入し直します。
--1引いた値を代入し直します。
文字列演算+文字列を足し算(連結)します。
代入演算=右辺の値を代入します。
+=右辺の値を加えた値を代入し直します。
-=右辺の値を引いた値を代入し直します。
*=右辺の値を掛けた値を代入し直します。
/=右辺の値で割った値を代入し直します。
%=右辺の値で割った余りを代入し直します。
比較演算==左辺の値と右辺の値を比較します。
比較を満たせばtrue、満たさなければfalseを返します。
!=
<
>
<=
>=
論理演算&&左辺と右辺がどちらもtrueならtrueを返します。
||左辺と右辺のどちらかがtrueならtrueを返します。
!右辺がtrueならfalse、falseならtrueを返します。


論理演算はAとBの値によって、下記の表のような結果を返します。

ABA && BA || B!A!B
falsefalsefalsefalsetruetrue
falsetruefalsetruetruefalse
truefalsefalsetruefalsetrue
truetruetruetruefalsefalse


そして、比較演算子と組み合わせて下記のような使い方をします。

x >= 5 && x <=10             -----> xが5以上10以下ならtrueです。
x == "abc" || x == "xyz"    -----> xが"abc"か"xyz"ならtrueです。